人工知能開発などの様々な分野で活用されているプログラミング言語、Pythonはゲーム開発の分野でも注目を集めています。
ゲーム開発によく用いられるプログラミング言語として挙げられるのがPython、C#、C++、JavaScript、Rubyなどです。
Pythonの習得難易度はJavaScriptやRubyと同等かやや難しい程度で、C#やC++と比べるとハードルは低めです。

また、Pythonはコードの量が最小限で済むという特徴を持っており、コードの量が増えやすいJavaScriptなどのプログラミング言語を使用する場合と比べて、コードをすっきりさせられます。
そのため、Pythonは自らコードを組み上げてゲームを開発したい人に向いていますが、ゲーム開発に特化したライブラリ、外部のゲームエンジンを使用することで、より効率的にゲーム開発を進められる点も見逃せません。

ライブラリは汎用的な機能をまとめたもので、ゲーム開発向けのライブラリを使用すれば、コードを組む労力を大きく減らせます。
Pythonに標準で備わっているライブラリ、Tkinterだけでも2Dのゲームアプリ開発を行えるので、初心者の人はPythonとTkinterを活用してゲーム制作を始めてみるのがよいでしょう。

ゲームエンジンは、ゲーム開発に欠かせない機能を詰め合わせているソフトウェアのことで、PythonではPanda3Dなど多くのゲームエンジンを利用可能です。
作ろうとするゲームの特徴に合ったゲームエンジンを選べば、ゲーム開発をよりスムーズに進められます。

参考サイト：Pythonでゲームを作ってみよう！